青春18きっぷの旅2日目② 芸備線と津山線と…

2017夏 青春18切符旅 廃止間近の三江線 - さーたんの日々放浪記の続き

 

三次駅についた。この後は福塩線に乗る予定だったのですが、キハ120ばっかりでつまらんと思ったので、ちょうど来たキハ47系の快速みよしライナーに乗っちゃいました。

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かつての急行のようにどんどん通過していくのは楽しい。

 

大した車窓の見所もなく広島に到着。

 

広島からは、呉線に。

これがすげー混んでた。7時45分ぐらいの山手線ぐらいに。

 

呉で見事なまでに9割が下車。

俺も大和ミュージアム行きたいけどな。混んでるのはやだからな。

 

広で105系に乗り換え。ガラガラだ。

急にすごく近くに海が来た。かの五能線より近い気がする。

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そうこうしてる間に三原駅に着いた。

山陽本線に1駅乗って糸崎でまた乗り換え。なんで糸崎で系統分けたんだろうか。

黄色い115系が来た。

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結構空いてたので、窓を半分開けた。山陽本線を疾走する風は結構気持ち良い。

次第に混んで来たので、窓を閉めた。

そのまま岡山に行くのも面白くないので、倉敷で下車し、伯備線で総社に。

総社から桃太郎線こと吉備線に。

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なんとも言えない楽しい路線だった。

 

岡山に到着。

津山線が来てたので、ついまた乗ってしまった。これも青春18きっぷのいいところ。

運転手さん地元高校生に強気だったw

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途中の亀甲駅。右端に亀の像が写ってる。

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↑最近は🇯🇵掲げてる家も少ないね

 

津山に着いて、昨日も行ったファミマのイートインで時間をつぶす。

駅に戻ると、昨日乗った姫新線が大雨で運休だと。津山は晴れてるのにね。

 

帰りは快速ことぶき。津山発車直前に、横にノスタルジーの車両が来た。席に栓抜きあった。(使うことないけどね)

結構前に青森からブルートレイン乗るとき、瓶のジュースを買ったが、中入ったら栓抜き撤去直後で悲しくなった覚えがある。

 

急行並みに通過して行って楽しい。

 

あっと言う間に岡山到着。

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明日は岐阜の実家まで行く。

2017夏 青春18切符旅 廃止間近の三江線

 

芸備線超過疎区間と木次線 ~旅2日目② - さーたんの日々放浪記

の続き

すごーく久しぶりです

 

夏の話書いてたのに放置してたら完全に冬になっちゃいました(;´д`)

ささっと残り書いていこうと思います。3つぐらいに分けて。

 

前回、宍道湖まで到着後、セブンイレブンで今晩の飯を買い、宍道駅に戻ると、すでに列が。

やって来たのは国鉄型のキハ47系。

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キハ120ばっかり乗ってたので今回初の国鉄型です。

車内は東京のそれほどではないにせよ、かなりの混雑。出雲市駅までしばし辛抱。

 

出雲市駅で、乗り換え。別ホームに移動する。今度は2両編成のキハ120(またか)

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隣には今日の朝乗って来たサンライズエクスプレスが!大会かなんかで東京に行く高校生で賑わってました。

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一方今から乗る2両編成の浜田行きは乗客1ケタ

1ボックス占領できました。

 

西出雲の車両基地には、引退したはずのくろしお用381系が!

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海のすぐそばを通って行きます。山陰の夕日って微妙。

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完全に真っ暗になると一気に面白く無くなります。

 

大田市駅で約30分停車。

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ちょっとホームホームに出て涼むのも旅の醍醐味。

 

ひとりまたひとりと乗客が減っていき、本日の最終目的地の久代駅についた時には私含め乗客は2人だけに。

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久代駅から歩いて1.5kmぐらいにある石見海浜公園でテント張って寝ることに。

道は真っ暗なので、ヘッドランプをつけて進む。

 

ヘッドランプを消すと、頭上には満点の星空と天の川が。天の川がこんなにはっきり見えたのはすごく久しぶりだ。

 

石見海浜公園に着いてみると、事務棟は真っ暗。なんかゲートとかも閉まってるんですけどー!

 

ネットではオートキャンプは受付時間書いてあったけど、普通のキャンプサイトは単に事務所で名前書けって書いてあるだけだから大丈夫だと思ってたのに!

 

仕方なく、駅に戻ることに。ちょー疲れるんですけど

 

最終で浜田に行き、ホテルに泊まろうかと思ったが、ホテルは満室。

万事休す。駅で寝よう。

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↑今夜の宿

 

幸い久代駅無人駅且つ、集落からいい感じに離れて付近とは隔絶されており、警察に職質されたり近隣住民に110番されたりする心配はなさそう。

 

自分の駅寝ルールに則り、最終列車発車後に駅脇にテントを張る。テント張ってて思ったけど久代駅って駅寝のためにあるのかってぐらい最適。あと一応、JR所有地から50センチ離れたとこにテント張った。 

日付も変わりそうなのでさっさと寝る。

 

でかい蜘蛛が顔の上を歩いて、朝目覚める。人生最悪の目覚めだ。

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5時半の初列車で江津に向かう。この列車は珍しく車掌が乗っていた。

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江津からは、今回の旅のメインの一つである三江線に乗る。

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ちなみにこの5時53分発を逃すと、12時半まで列車がない。

 

まだ廃線に伴う殺人的混雑は始まっておらず、1ボックス1〜2人程度だった。

今は超満員らしいですが。

 

江の川に沿って進んでいく。のどかな風景だ。

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時々踏切じゃないところに道があったり(農家が近道として作ったと思われる)そういうのもなんかいい感じ。※踏切以外の線路を渡ると法的にヤバいです。もし渡ってもその写真はSNSにはあげないようにしましょう。

三江線は来年度からバスに転換される。でも線路沿いの県道なんかすごい道なんですけどあれ、だいじょうぶなんでしょか?

 

浜原〜口羽間は比較的最近できたので高規格。列車も飛ばします。

天空の駅として知られる宇都井駅とかすごいです。エレベーターないけど。

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宇都井駅

こんな高規格路線を廃止なんてもったいない。そもそもなんで作っちゃったかは謎だけど。

 

口羽からはまたローカル線ってかんじに。

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終点三次駅に到着。

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江の川に沿って眺めもまあまあな路線でした。乗るのはこれが最初で最後だったな。

 

続く。 

 

 

 

 

芸備線超過疎区間と木次線 ~旅2日目②

満員列車から超過疎路線に千変万化の姫新線 旅2日目① - さーたんの日々放浪記の続き

お久しぶりです。

最近ブログ書くのが億劫になってます。

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この前の青春18きっぷを使った乗りつぶし旅行記の続きを書いていきますが、飽きたら他の話題になると思います(笑)

 

前回、姫新線で新見に到着したところで終わりました。

今回は、新見から日本一利用客が少ない区間を通り、備後落合駅で超のつくローカル線である木次線に乗り、宍道湖の目の前 宍道駅まで話を進めたいと思います。

 

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時間もなくなってきたので新見駅に戻った。

 

ここから乗車するのは芸備線だ。

芸備線は広島駅から延びている路線だが、かなりの利用客がある広島、三次あたりと違って、新見の方は、超がつく過疎線だ。

 

新見から途中東城までは、通学客の需要が多少あるが、そこから先は利用客が平均8人/日と、他のローカル線の一つ上をいく。

本数も1日たったの3本だ。

 

出発の15分ほど前から並んだが、すでに数人並んでいた。

その後は後ろに人が来ないので、早く来なくてよかったじゃんと思ったが、伯備線普通列車が到着した途端、後ろに10人ほどの列ができた。

ちなみに、乗車位置と書かれた所に並んでいたのだが、列車の入線直前に、地元の方が別のところに列を作った。

そこはドア開かないのではと思ったが、結局列車入線後ドアが開いた。

 

だったらそこも乗車位置って書けや!

 

青春18きっぷシーズンだけあり車内は混雑している。1日3本だもんね

18きっぱーが殺到するのも無理ない。

 

発車後、ずっと川に沿って進んでいく。

 

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東城駅で地元住民っぽい乗客はほぼ降りていった。

車内はわずかな地元利用客以外は、18きっぱーと鉄オタしかいなくなった。

 

話を戻しますが、ここから先が1日8人しか使わないという区間に入った。

ただ、すでに車内に20人いるんですけどね…

 

やはり超過疎区間だけあって、森と川以外なんもない。

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さっき暇つぶしに駅メモという、位置ゲーを入れてみたのだが、この区間に入ったっきり圏外で全く暇つぶしにならなかった。

 

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すごくのろいので、前に行って様子を見てきた。

のろい理由はすぐわかった。

それは、25km/h制限だからだ。は?遅っ

wikiによると落石防止のためなんだそう。落石防止工事の費用も惜しんでるのかJRは…

 

仕方ないので、iPhoneに入っている音楽を聴くことにした。

 

 

・・・いつの間にか寝ていたようだ。

車内が慌ただしくなっていた。

次がこの列車の終点 備後落合駅のようだ。

 

次に乗る木次線の席を確保すべく早めにドア横で待機した。

 

列車は間も無く備後落合駅に到着した。寝起きに10キロの荷物しょって移動はかなりしんどい。

 

備後落合駅は構内がだだっ広いが、寂れた駅だった。

かつては機関車交換やらで賑わった駅だったそうだ。往時の面影は感じられない。

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狙い通り前から2番目に並び、席確保は確実になった。

 

次の木次線はオロチ伝説やらで有名らしい。あとそろばんも有名だった気がするが、特にアピールしていない。そろばんは別場所だったかな?

 

しばらくして、木次線の車両が入線してきた。

ここでもやたら前に割り込んでくる爺がいて、注意しようかと思ったが、その前に私の視線を感じたのか、私の後ろに並んだ。それでも割り込みには変わりないんだけど、自分に損はないから放っといた。

 

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・乗車した車両

 

乗車して残念なことがわかった。

私の好みのボックスシートが一つもなく、全部ロングシートの車両だった。

これに3時間乗った後の疲労は計り知れないが、仕方ない。

 

木次線に乗る際は、ご注意を。

 

相変わらずひたすら深い山の中を列車はいく。

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しばらくして、木次線のメインイベントである、3段式スイッチバックに差し掛かる。

スイッチバックは各地にそこそこあるが、3段式はJRでは唯一だ。

 

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3段式なので、2回スイッチバックする。まずは1段目。

 

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行き止まり。

 

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今度は先ほど左に見えた線路を走る。

 

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2回目のスイッチバックにさしかかる。次のスイッチバック出雲坂根駅で行う。

 

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再度方向を変えて、列車はゆっくりと進んでいく。

 

木次線1番の街である木次では、対向列車待ちでしばらく停車する。

コンビニで買い物でもしようと外に出たが、自分が甘かった。セブンイレブンとかファミマというものはあるわけなかった。自販機でお茶を買って、車内に戻った。

 

疲れて寝たらしい。

起きたら終点宍道駅についていた。

 

宍道駅は特急も停まるだけあり大きな駅だ。

だが、木次線到着数分前に改札から駅員は撤収して、事実上の無人駅になっていた。

せめて木次線到着までもう10分待てばいいのに…

 

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宍道駅は豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風」も停車する。

 

乗り換え列車到着まで時間があるので、宍道湖まで歩いてみることに。

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2年ぶりに宍道湖を見た。前回と違うのは、前日の大雨で道が浸水していることだけであった。

今日の旅程はあと3割。まだまだ目的地は遠い。

 

続きは次回ささっと2.5日ぶんはしょりながら適当に書きます。

満員列車から超過疎路線に千変万化の姫新線 旅2日目①

朝5時25分、サンライズエクスプレスは定刻に姫路駅に到着した。

姫路駅には、一緒に降りた5人程の人を除いてほとんど人がいない。

今日はとりあえず姫新線で西に向かう予定だ。

 

乗りつぶし2日目とはいえ、昨日は夜行に乗っただけで、実質1日目だ。

 

姫新線は姫路から岡山県北部の中堅都市 新見を結ぶ路線だ。

路から見を結んでいるので姫新線だ。

とは言え、現在は全線を通しで走る列車はない。事実上3つの区間に分割されていて、全線乗るには基本2回は乗り換える必要がある。

 

始発の上月行きは6時10分の発車でまだ時間があるので、とりあえず姫路城でも見に行くことにした。

5時半ではまだ姫路の朝は始まっていない。要は誰もいない。

姫路城は駅からも見えた。実は初めて見るのだが、感想は「真っ白だな 」であった。もう少し近くに行ってみる。

バスはまだ走っていなかったので歩きで大通りを歩く。車も疎らだ。意外と遠い。

疲れたので、セブンイレブンがあったので、そこで朝食を買い、そこから写真を撮り駅に戻った。

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 時刻は6時になろうとしていた。さっきまで誰もいなかった駅の方に続々とサラリーマンや学生が集まってきていた。

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まだ人がいない5時半の姫路駅

 

姫新線 区間①  姫路〜佐用

改札で青春18きっぷに日付スタンプをいれてもらい、改札内に。しかし、姫新線に乗る場合は15メートル先でまた改札を通る。2度も通って面倒だ。姫新線無人駅が多く姫路駅で一回清算するために最近中間改札を設けたらしい。

 

エスカレーターでホームに上がると、1両の 新しいオーラを感じるディーゼルカーが入線していた。

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発車15分前だが、座席はかなりうまってきていた。見た感じ、私以外は全員通勤通学客だった。

私が席に着いた後も続々と乗ってくる。

 

6時10分、ほぼ満員で列車は出発した。せっかく東京から離れたのに、またこれか…

しかし、程なくして駅ですれ違った 逆方面の姫路行きは、2両編成だったがもっと混んでいた。

どちらにせよ、JRは早急に朝の列車の増結を行うべきだ。

 

車窓からは田園風景が広がり、公園でラジオ体操中の老人と子供などが見える。

 

乗客たちはパラパラ降りていき、途中の播磨新宮までで半分以上が降りていった。

 

以前座席は全てうまっている。このまま終点まで行ってもいいのだが、さらに先に行く津山行きの列車と接続していない。津山行きには1本後で十分間に合うので、三日月駅で降りてみた。

勿論降りた理由は、駅名を気に入ったからだ。

 

三日月駅は残念なことに何もなかった。コンビニもない、食堂もない。奥の山の斜面に三日月型に植木が植えられているだけだった。

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が、待合室に興味深い看板が。「きっぷは駅前の春国自転車預かり所で販売しています。」

 

?!?なんと自転車預かり所できっぷを売っているそうだ。ちょっと見てみたい気もする。

 

だが、さっきひと通り駅前を歩いたが、きっぷ販売所の看板どころか、自転車預かり所らしきものすら見かけなかった。

駅横の町内地図を見ると、灯台下暗し、自転車預かり所は駅すぐ横の長っぽそい建物だった。

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自転車預かり所 Google Earth より

 

何の看板も出ていないのでわかるわけがない。自転車預かり所内の電気も消えていて、鍵もしまっている。 ただ確かに中を覗くと自転車がたくさん置いてあった。が、きっぷを売っているようには見えない。

人がいる気配もない。ただ、御用の方はインターホンを押して下さい と書いてあるだけだ。

 

インターホンを押してみた。だが何も起きなかった。あれ?やっぱりここで切符売ってないのかな?

30秒程して、諦めかけた時、中から人が出てきた。

「あの、ここできっぷ買えるんですか?」

「はい、買えますよ!」

奥の座敷の方に案内され、どちらまで?と聞かれた。座敷のところできっぷを売っているようだ。

 

そういえば、きっぷをどこまで買えばいいのか。元は自転車預かり所できっぷを売っているのを見てみたかっただけで、買うつもりはなかった。

とっさに「西栗栖」という駅をさっき通ったことを思い出したので、西栗栖までと言った。

190円だった。

普段みる切符と違って、ただの紙に印刷しているので裏が黒くなかったのと、ふた回り程大きい。

ちょうど財布に入れたり、持ち運んだりするのが一番難しいなんとも微妙な大きさだった。

貴重な体験だった。ちなみに大阪や神戸までの切符もあるらしい。

 

三日月駅から2両編成の列車に乗り、10分少々。

着いた駅は、姫新線の系統が分かれる駅である「佐用(さよ)」だ。

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第三セクターである智頭急行線との乗り換え駅でもあり、それなりに大きい駅を想像していたのだが、田舎の中規模駅といった程度だ。

 

姫新線 区間佐用〜津山

ここからは1両編成の列車に乗り換え、岡山県の地方都市である津山まで行く。

乗客の数は、1両でも十分である。車内には東京ではまず見れない、ザ・ヤンキーといった感じの人が数人いらっしゃり、兵庫すげーと思ったりしました(笑)

 

残念ながら、夜行列車の疲れもあり寝てしまい、この区間の記憶はほぼ無い。

 

列車は山奥を走り抜け、1時間程で津山に到着した。

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津山駅は構内が広かった。

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鳥取の字は鳥取行きの急行があった頃の名残か。ハイウェイーってなんだよw

 

津山駅構内には扇形機関庫があり、一般公開もやっているというので30分あれば中ぐらい見れるのではと考えていたのだが、結果→「無理」

信じられないほどの遠回りをするので、30分では往復も難しいようだ。

扇形機関庫(津山まなびの鉄道館)のサイトはこちら

http://www.tsuyamakan.jp/manabi/

 

駅前のファミマで飲み物と、スナックを調達して再び駅へ

 

姫新線 区間③ 津山〜新見

ここから姫新線の3区間のうち最後の区間である津山〜新見間に入る。

先ほどと同じ種類の車両の2両編成だった。

 

ここにきて急に割り込みのオバちゃんが出てきた。他のドアで割り込んで乗っていたおばちゃんがいた。

私が並んでいた列でも(私が先頭)割り込もうとしてきたおばちゃんがいたが、長年東京で鍛えた割り込み阻止スキルで割り込まれなかった。だが私の後ろに入り込んだ(怒)

津山の人は何故こういう"愚行"を黙認しているのかよくわからない。割り込み乗車はやめましょう。

 

今回はそれなりに席がうまった。親子づれ&孫子づれ?が多い気がする。あとは部活帰りの高校生、病院や買い物帰りのご老人が主な乗客。

 

発車してすぐに、見れなかった扇形機関庫の横を通った。ゆっくり走っていたのでよく見ることができた。

 

すぐに山岳地帯に入った。

 

木造駅舎が多く、ノスタルジックである。

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駅舎内には「国鉄乗車券発売所」の看板が!

 

1時間45分程で新見についた。

半数の乗客は終点まで乗り通していた。小学生が夏休みに入った直後ということもあったのだろう。

 

新見は姫新線の終着点且つ、伯備線との乗り換え駅である。

特急やくも や、サンライズ出雲が停車する駅だけあって大きい駅だ。

ただ、活気は津山の方が5倍あったイメージだ。

 

ここから乗り継ぐ芸備線の列車まで2時間ほどあるので、駅周辺を散策してみることにした。

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新見駅 かわいい駅だ。

 

街の真ん中に高梁川が流れている。

水はまあまあ澄んでいる。川沿いを歩くことに。

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川の中に甌穴というものがあるそうだが、どれのことかよくわからなかった。写真のあたりにもあるようだ。

 

アーチ橋があった。時刻は12時半。まだ先に行けるが、時間内に戻れなくなったら嫌なので、ここで引き返すことにした。

 

〜②に続く〜

 

 青春18きっぷシーズンということもあり、鉄道ネタが多くなってしまっていますので、

カテゴリーに、鉄道 と、非鉄道の2つを加えて分けてみました。

非鉄道ネタが増えたら元に戻そうと思っています。 8/10追記

 

 

 

 

 

 

 

東京から3時間!廃墟で有名 秩父鉱山訪問記

先週、前々から行きたかったものの、なかなか訪れることのできなかった秩父鉱山秩父鉱山簡易郵便局に思い切って訪れてみました。

秩父鉱山秩父市(旧大滝村)の中津川にある鉱山で、昔から日窒(現:ニッチツ)が持っているので、日窒鉱山とも呼ばれています。更に古くは甲斐武田が砂金を採っていたとか…
大滝村というと、観光地として賑わっている秩父長瀞等からは遠く離れた、奥秩父に位置しています。
今回は、その土地の不便さを身をもって体感するために、敢えて公共交通機関と徒歩で訪問することにしました。


池袋駅に7時に集合した我々一行は、秩父エリア乗り放題の「秩父フリーきっぷ」を購入して西武線に乗り込んだ。

途中飯能で乗り換えをして、2時間弱で西武秩父駅に到着した。

秩父鉱山方面行きのバスは、ここから秩父鉄道で20分の三峰口駅から出るが、時間を調べてみたところ、次のバスまで3時間ほどあったので、岩畳で有名な長瀞に寄ってみることに。

西武秩父駅裏手の秩父鉄道の駅の名前は「御花畑駅」と言う可愛らしい駅名。

電車で20分で長瀞に到着。

すぐ横を荒川が流れていて、そこの岩畳が有名です。天然記念物だったりします。

川を覗くとメダカと正体不明の稚魚が泳いでいた。
正体不明の稚魚が何の魚か気になったので、5匹ほど捕獲して現在飼育中です。

駅に戻ると、向こうから武甲山石灰岩を満載した貨物列車がやってきました。


秩父は今も石灰岩の採掘が盛んです。長瀞でも発破の音が聞こえました。

そろそろ時間なので三峰口駅に向かう。

三峰口駅についてからバスの時間まで40分程あるので、駅前の蕎麦屋で昼食とする。

三峰口駅 平日は閑散としている

風情ある木造建築の蕎麦屋 山菜そばは売り切れだったのでとろろそばを食べる

12時50分、乗車する中津川行きのバスが来た。
ここから約一時間の乗車だ。

一時間後、出合バス停で降車する。
ここからは約3km県道と林道を歩く


こんな僻地にあっても現役の鉱山だ。時折、石灰岩を積んだダンプとすれ違う。
道は石灰で真っ白だ。素掘りのトンネルもある。特に最後のトンネルは長いのに電灯がないので、iPhoneのライトを頼りに進む。


最後のトンネル 長い 両脇は溝があり危険 石灰が溜まっている

石灰で真っ白の道


トンネルを抜けた先には、石灰の山と、1匹の鹿が。
鹿はすぐ逃げたが、少し奥の方に鉱山が見えた。ドンドンガラガラという鉱山の音も聞こえた。

遂に念願の秩父鉱山に辿り着いた!

石灰の山

鉱山施設

最初に立ち寄ったのは、関東一到達困難との呼び声高い「秩父鉱山簡易郵便局」だ。

今回は平日の訪問で開局していたので自分宛にハガキを送る。※この時ハガキが62円になったのを実感した。

僻地にある上、平日の昼間しか開局していないため秩父鉱山郵便局の消印はレアなようで、郵趣人の憧れ?のようである。

郵便局員の方は人が来て喜んでいる感じだった。よっぽど使う人がいないのだろう
周辺人口0人でこんな僻地にあるにも関わらず、郵政民営化の波にも負けず今なおこの郵便局が残っているのは奇跡であろう。


鉱山周辺は廃墟が目立つ。かつて鉱山が人力に頼っていた時代、この地区には大勢の炭鉱労働者が住んでいた。今は自動化が進みほとんど人の姿がない。かつての社宅や倉庫が倒壊寸前の廃墟として残っているのだ。


所々に「これより先私有地 無断侵入は通報します ニッチツ」と書いてある看板がある。

奥に廃校があった。校庭は例の看板により立ち入り禁止だったが、校舎内は入ることができた。


小倉沢小学校というらしい

校舎内には黒板も残ってあり、訪問者達がコメントを残している。


屋根にスズメバチの巣があり、時折スズメバチが飛んでくる。
ハチの数が増えて来たのでハチを刺激しないように廃校を後にした。

次は山の斜面に建っている旧社宅の中に入った。※立ち入り禁止の看板がここには無かったので入ったが、もしかするとまだニッチツの私有地だったのかもしれない

二階建ての社宅の中には、四畳半の部屋が並んでいた。
部屋によっては床が抜けていたり、廃墟マニアが置いたと思われる小さい長靴があったりする。


夜には絶対行きたくない場所である。

外側から見ると、一階部分が潰れかけている。
倒壊も時間の問題か。

帰りのバスの時間が迫って来たので、来た道を戻る。

自販機があったので、缶コーヒーを買おうとすると、安い!
山の中なので、輸送費で高いのかと思ったが、鉱山関係者用に鉱山側が設置したものなので、儲けを得ようとしていないため安いようだ。

そうこうしていたら、本格的に時間がなくなって来た。

3kmを20分で戻らなければいけない。しかも悪路を。

久しぶりに全力で走った。

どうにかバス停にバスの時間2分前に着くことができた。

三峰口駅からすごい積乱雲が見えたので、ツイッターで調べたら池袋は雹が降ったとか

帰りは楽したいので、西武秩父駅からは特急レッドアローで池袋まで。

池袋駅は冠水して改札が壊れてたり、ホームが水浸しだったり、大変な有様。


東京から約3時間の秘境 秩父鉱山
普通の観光地には無い魅力と発見がここにはあります。
皆さんも難易度は高めですが、秩父に来た際は、ついでに行ってみたらどうでしょうか


秩父鉱山へのアクセス

・車の場合

関越自動車道 花園ICから国道140号で奥秩父もみじ湖へ、そこから県道210号線で鉱山
花園ICから約2時間(秩父市中心街から約1時間)

・電車、バスの場合

池袋駅から西武線特急レッドアローで西武秩父駅まで約1時間半
秩父鉄道に乗り換えて三峰口駅まで20分
そこから西武バス M6またはM7系統で約1時間 出合下車
出合より徒歩45分です。
土日は西武秩父駅からの急行バスがあります


鉱山敷地内には立ち入らないようにしましょう
平日は鉱山が操業しているので、ダンプ等に気をつけましょう。


おまけ:鉱山周辺略図です。すごく省略しています


2018年6月18日追記

現在、当分の間、出合バス停から先の道が、トンネルのモルタルがはがれ落ちたため、関係者以外車両進入禁止となっています。
訪問される方は、マイカーでの現地入りは厳しく、周辺に駐車場も無いので、バスと徒歩での訪問をお勧めします。

土掘り返してたら40年以上前のカールの袋が出てきた!

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この前、枝豆植えるところを耕してたら、昔色々とゴミが埋められたところだったらしく、掘れば掘る程ゴミが出て来る出て来る

 

コカコーラの瓶、ドクターペッパーの瓶、インク壺!?

 

で、その中に一つ泥だらけのビニールらしきものもあったので、適当に放っておいたのですが、次の日雨に洗われてカールの文字が見えたんです!

 

カール カレーがけ と書いてあり、まだカールおじさん登場前で、値段もなんと60円!

カールの昔の袋はっくつ!

 

調べてみたところ、1969年発売のものらしい。すげー昔だ…

 

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↑真ん中のと多分一緒

 

ビニールって40年土中に放置しても無傷なんですねー
ビニールのポイ捨てはダメですよ🙅‍♂️ 

 

ちなみに裏はこんな感じでした

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軽い かるい かーるい らしい…

 

さすがに朝食がわりにカールはちょっと…

 

余談ですが、一緒に出てきたコーラの瓶なども1970年前後のもので、ヤフオクで500円ぐらいになってました。 捨てなきゃよかった…

 

カールは東日本ではそろそろ発売が終了してしまいます(泣)

月一で食べてたのに残念です。

 

でも大阪行った時に買えばいいかと思ってたら問題が!

カレー味発売終了(大阪でも)

 

(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)(-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩___-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩-̩̩̩)

 

というわけで、先程近所のコンビニ(スリーエフ)でカレー味とチーズ味のカール買い溜めしてきました。セブンとかファミマでは売り切れ。

 

ファミマやセブンイレブンでは売り切れてても、マイナーなコンビニならまだあるかもしれません!

特にカレー味を食べるのは最後のチャンス!

売り切れでも諦めず、マイナーなコンビニに行ってみましょう!

巾着田に行ってきた!

昨日は、夏に愛犬サファイアと北海道に行くので、テントなどの点検をしに巾着田に行ってきました。

 

巾着田は、埼玉県日高市にある巾着型の高麗川の川原です。

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私たち野鳥観察の人からも、様々な野鳥がいるので有名です。あと曼珠沙華でも。

朝に行くとカワセミなんかもちらほらいます。

 

ただ、土日の昼は家族連れが多く訪れるので、何事にも動じないサギなどを除き野鳥はほとんど見れません。※個人の見解です

 

巾着田そのものは混んでいるので、少し上流の「秘密の川原」に行き、テント点検を開始しました。

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ここら辺は巾着田よりカワセミがいる。※今回は見れなかった。

 

テント設営中もサファイアは興味津々

テント下に潜ったり、中入ったり、引っ張ったり忙しい。

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特に問題なかったので、川原で一息つくとした。

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雨が降りそうなので撤収。

 

帰りにビバホームに寄りました。

犬用カートとかもあって犬に優しい。

 

ペットコーナーも行ってみた。

 

ミミズク(多分…耳あるし)がサファイアを獲物としてロックオン!

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怖え(;▽;)

 

その後、初めて「三割うまい」という謎の売り文句で埼玉で有名な、ぎょうざの満洲に行ってきました。

 

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工場(本社)の真横の店で、辺り一面餃子の匂い(笑)

 

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 王将よりうまいかも…

 

三割だけでなく、残り七割もうまかったので、これから埼玉来たらたまに食べようと思いました(☆∀☆)

 

皆さんも、埼玉に来る機会があったら「三割うまい」ぎょうざの満洲に行ってみてください。