満員列車から超過疎路線に千変万化の姫新線 旅2日目① - さーたんの日々放浪記の続き
お久しぶりです。
最近ブログ書くのが億劫になってます。
この前の青春18きっぷを使った乗りつぶし旅行記の続きを書いていきますが、飽きたら他の話題になると思います(笑)
前回、姫新線で新見に到着したところで終わりました。
今回は、新見から日本一利用客が少ない区間を通り、備後落合駅で超のつくローカル線である木次線に乗り、宍道湖の目の前 宍道駅まで話を進めたいと思います。
時間もなくなってきたので新見駅に戻った。
ここから乗車するのは芸備線だ。
芸備線は広島駅から延びている路線だが、かなりの利用客がある広島、三次あたりと違って、新見の方は、超がつく過疎線だ。
新見から途中東城までは、通学客の需要が多少あるが、そこから先は利用客が平均8人/日と、他のローカル線の一つ上をいく。
本数も1日たったの3本だ。
出発の15分ほど前から並んだが、すでに数人並んでいた。
その後は後ろに人が来ないので、早く来なくてよかったじゃんと思ったが、伯備線の普通列車が到着した途端、後ろに10人ほどの列ができた。
ちなみに、乗車位置と書かれた所に並んでいたのだが、列車の入線直前に、地元の方が別のところに列を作った。
そこはドア開かないのではと思ったが、結局列車入線後ドアが開いた。
だったらそこも乗車位置って書けや!
青春18きっぷシーズンだけあり車内は混雑している。1日3本だもんね
18きっぱーが殺到するのも無理ない。
発車後、ずっと川に沿って進んでいく。
東城駅で地元住民っぽい乗客はほぼ降りていった。
車内はわずかな地元利用客以外は、18きっぱーと鉄オタしかいなくなった。
話を戻しますが、ここから先が1日8人しか使わないという区間に入った。
ただ、すでに車内に20人いるんですけどね…
やはり超過疎区間だけあって、森と川以外なんもない。
さっき暇つぶしに駅メモという、位置ゲーを入れてみたのだが、この区間に入ったっきり圏外で全く暇つぶしにならなかった。
すごくのろいので、前に行って様子を見てきた。
のろい理由はすぐわかった。
それは、25km/h制限だからだ。は?遅っ
wikiによると落石防止のためなんだそう。落石防止工事の費用も惜しんでるのかJRは…
仕方ないので、iPhoneに入っている音楽を聴くことにした。
・・・いつの間にか寝ていたようだ。
車内が慌ただしくなっていた。
次がこの列車の終点 備後落合駅のようだ。
次に乗る木次線の席を確保すべく早めにドア横で待機した。
列車は間も無く備後落合駅に到着した。寝起きに10キロの荷物しょって移動はかなりしんどい。
備後落合駅は構内がだだっ広いが、寂れた駅だった。
かつては機関車交換やらで賑わった駅だったそうだ。往時の面影は感じられない。
狙い通り前から2番目に並び、席確保は確実になった。
次の木次線はオロチ伝説やらで有名らしい。あとそろばんも有名だった気がするが、特にアピールしていない。そろばんは別場所だったかな?
しばらくして、木次線の車両が入線してきた。
ここでもやたら前に割り込んでくる爺がいて、注意しようかと思ったが、その前に私の視線を感じたのか、私の後ろに並んだ。それでも割り込みには変わりないんだけど、自分に損はないから放っといた。
・乗車した車両
乗車して残念なことがわかった。
私の好みのボックスシートが一つもなく、全部ロングシートの車両だった。
これに3時間乗った後の疲労は計り知れないが、仕方ない。
木次線に乗る際は、ご注意を。
相変わらずひたすら深い山の中を列車はいく。
しばらくして、木次線のメインイベントである、3段式スイッチバックに差し掛かる。
スイッチバックは各地にそこそこあるが、3段式はJRでは唯一だ。
3段式なので、2回スイッチバックする。まずは1段目。
行き止まり。
今度は先ほど左に見えた線路を走る。
2回目のスイッチバックにさしかかる。次のスイッチバックは出雲坂根駅で行う。
再度方向を変えて、列車はゆっくりと進んでいく。
木次線1番の街である木次では、対向列車待ちでしばらく停車する。
コンビニで買い物でもしようと外に出たが、自分が甘かった。セブンイレブンとかファミマというものはあるわけなかった。自販機でお茶を買って、車内に戻った。
疲れて寝たらしい。
起きたら終点宍道駅についていた。
宍道駅は特急も停まるだけあり大きな駅だ。
だが、木次線到着数分前に改札から駅員は撤収して、事実上の無人駅になっていた。
せめて木次線到着までもう10分待てばいいのに…
宍道駅は豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風」も停車する。
乗り換え列車到着まで時間があるので、宍道湖まで歩いてみることに。
2年ぶりに宍道湖を見た。前回と違うのは、前日の大雨で道が浸水していることだけであった。
今日の旅程はあと3割。まだまだ目的地は遠い。
続きは次回ささっと2.5日ぶんはしょりながら適当に書きます。