旭川駅に到着後、どちらにせよ時間があるのでイオンで時間つぶしをしようと試みるが、
週末ということもあり、半径何十キロもの人が集まっていて、大荷物バックパッカーの居場所は無く撤収。
駅構内に戻ると、駅そばを発見した。駅そばなのにガラス張りで落ち着かないが、誰も客が入っておらず、ここなら大荷物でも大丈夫と入店した。
おすすめを聞くと、鳥そばだとのことで鳥そばを注文。
すると、さっきまで誰もいなかった店に続々と客が集まり、満員に。(立ち食いなので満席という表現は違うかなぁと)
完全に私が入ったので、さっきまでの入りにくさが薄れた影響ですねー。オラ、招き猫になっただ!
鳥そば 幌加内産のそばを使用しているみたい
新しく入った客もおすすめを聞いていたが、そちらへの答えは、、、「かき揚げ」
えっ? 多分おすすめというより、すぐ出せる物を答えてるんだね。
駅そばの横では駅弁を販売中。ただ、今の自分に1000円を超える支出は痛い。
見なかったフリして改札へ。
心配していた石北本線の雪崩も一応復旧していて、徐行区間はあるものの乗車する特快きたみは走るそうだ。
これで一安心。
ラッセルがいた。
特快きたみに乗車。かなりの乗車率だ。
上川〜白滝間を走る列車は、特急を除くと特快きたみと早朝の一本のみなので、自然と青春18キッパーが集まってくる。
列車は快調に上川駅までとばす。
ここから先が今朝雪崩のあった徐行区間だ。
上川駅から次の白滝駅まで40km近くあり、元々所要時間は40分ほどだが、今回は徐行運転で小学生の徒競走ぐらいのスピードしか出せない。
途中、雪崩の跡や、珍しい雪まくりという雪のロールがあったり、徐行していなかったら見落としていたような景色を見つつ、やがて日が暮れてしまった。
旧上越駅あたりで徐行区間が終わり、それなりなスピードで白滝駅に到着した。
結局一駅に2時間かかった…
山手線2周できるね。
白滝駅で特急オホーツクと行き違い。
すると、先頭にはりついていた鉄道マニアが騒ぎ始める。
何かと思ったら、
もはやこの写真ではわかる人にしかわからないが、数日後に引退になるキハ183系初期型じゃないか!
ほとんど運用されていなかったので見ることはもうないと思っていたが、奇跡的にここで見ることができた。
列車は1時間10分遅れで白滝駅を発車した。
ここから予定の一本後の普通列車に乗り換え、今日の終着 網走に向かう。
列車待ちの間ものすごい寒さだった。スマホによるとこの時の北見市の気温は氷点下7℃だそうで
真っ暗なので特に車窓とかを見るでもなく、フェリーで買った本を読んでいたら網走に到着した。
−10℃近くの寒さで、手袋を忘れたのが辛かったが、なんとか今宵の宿、ドーミーインに辿り着いた。
23時5分前だった。
ドーミーインでは無料で夜鳴きそばが食べれたり、コーヒーなども飲み放題、目の前がセブンイレブンで、もちろんWi-Fiも完備。
とても快適な宿だった。
明日は釧網本線が動くかどうか…